ヤフー知恵袋は自作自演の回答が多い

当サイト運営者はヤフー知恵袋で回答することが多いのですが、このQAサイトでは自作自演の投稿が非常に多いと感じています。

例えば、回答しようと文字を入力していき、いざ投稿してみると「回答の受付が締め切られました」となり、せっかく入力した回答が無駄になってしまうことが多いのです。丁寧な回答を時間をかけて作成したにも関わらず、投稿した直後に締め切りとなり、非常に不快な思いをすることがあります。

決して回答の締め切りギリギリというわけではなく、あと何日も日数が残っていたのにも関わらず、締め切られてしまうわけです。

この理由について、ぼくがヤフー知恵袋をはじめた初心者の頃にはよく分からなかったので、たまたまタイミングが悪かっただけと思っていたのですが、実はそうではありません。

これは自作自演で質問と回答を繰り返す人によるもので、自作自演者が質問をしたあと、違うユーザーIDで自ら回答をし、他の人が回答する前に回答を締め切ってベストアンサーを獲得する目的のためのものです。そのため、自然と投稿直後に締め切られてしまうケースが多いのです。

最近、この傾向が非常に強くなってきており、当サイト運営者のケースでは、回答数の実に約30%程度は自作自演で投稿ができない状態になっていると感じております。

時間をかけて作成した回答の多くが日の目を見ることなく消失してしまい、失われてしまった秀逸な回答が非常に多くあるとの実感があります。これは時間をかければかけるほど投稿できないといったパターンが多くなってしまうため、当サイト運営者はヤフー知恵袋を利用することはなくなりました。

このような自作自演は何のためにしているのかという疑問がありますが、これはいわゆる「カテゴリマスター」になる目的のためとぼくは考えております。

つまり、カテゴリマスターとなって、それを企業のステルスマーケティングなどの金儲けに利用することが目的なのかもしれません。そのため、カテゴリマスターなどとなっていても、その多くは自作自演目的のため、信ぴょう性のない情報がヤフー知恵袋にあふれかえっており、QAサイトの質の低下が叫ばれています。

これはヤフー知恵袋に限ったことではなく、企業サイトのSEO対策をはじめ、DeNAのキュレーション問題に代表される組織的なコンテンツ作成などネット上のいたるところで自作自演が行われています。その情報が正しいのかどうかを判断するには、ネットユーザーのリテラシーが必要になってくるといえるでしょう。