Ubuntuをインストールする際の注意点

パソコンを買い替えたため、今まで使用していたパソコンを友人に譲ることにしたのですが、windows10のOSを別途に用意すると費用がかかるため、そのパソコンには無料OSのLinux Ubuntu(ウブントゥ)を入れて譲渡することにしました。

デスクトップOSのシェア別にいいますと、Windowsが約87%ぐらい、Macが約9%ぐらい、Linuxが約3%ぐらいとなっており、Linuxはそれほど知名度はないものの、無料のOSという点では最良の選択肢かと思います。そのほか、LinuxのOSはレンタルサーバーなどでも使用されています。

自分がやったインストール方法としては、Windows10のパソコンにUbuntuをダウンロードし、それをUSBにコピーしてUSBから起動したのち、譲渡予定のSSDにUbuntuをインストールしました。

その際、インストール先を選択するドライブが表示されたため、既存のWindows10が入ってるCドライブとは別のドライブにUbuntuをインストールしたのですが、これで特に問題はないと考えていました。

実際、インストールの終了後、UbuntuのSSDを外して譲渡予定のパソコンで起動してみたのですが、特に問題はありませんでした。

けれども、ここで元のパソコンのWindows10が起動しなくなるという事態が発生してしまいました。

Ubuntuはドライブを選択してインストールしたため、Windows10が入っているドライブのデータ自体は生きているのですが、ブートするためのデータが書き換わってしまったらしく、これを修復しないと起動することができません。

インストールディスクはあったので、自動修復やコマンドで直るだろうとかなり安易に考えていたのですが、bootrecなどのコマンドで修復を試みるも手には負えなくなり、結局、Windows10を再インストールする事態になってしまいました。

Ubuntuをインストールする際、windows10が入っているSSDを外してインストールすれば、何の問題もなかったのですが、このほんの数分の手間を省いたばかりに、再インストールするはめになってしまいました。

このようなケースがあるため、もしUbuntuをインストールする際には、Windowsが入っているドライブを外してからインストールされることをおすすめします。また、デュアルブートで使用する場合にもこのようなトラブルが発生するかもしれません。