Javascriptは自分でコードを書く必要はない

ページを更新することなしにページ内の1部のみを動的に変更したい場合、Javascriptを利用することになりますが、この導入には敷居が高いイメージがあります。HTMLやCSSとは違い、論理的な思考が必要になりますので、プログラミング言語の習得をしなければ、導入できないだろうと考えている方も多いです。

けれども、Javascriptの共有ライブラリともいえる「jQuery」を利用すれば、コードを書く必要性はほとんどありません。利用しやすい形ですでに出来上がっているコードをそのまま使うことができますので、数行をコピペして自サイトに貼り付けるだけで誰でも簡単に利用できる仕組みになっています。

生のJavascriptを一から書くのは大変ですが、個別に利用しやすい形に出来上がっているコードを使えば、比較的簡単に自サイトにも導入できることでしょう。

ただし、実際のところ、このJavascriptを利用するメリットをあまり感じられないケースも多いかと思います。

例えば、トップページのブランディング画像として、右や左に画像を自動でスライダーさせるJavascriptはよく見かけますが、テキスト主体で記述した方が反応はよい傾向にあります。また、内容の薄いコンテンツの場合、見掛け倒し的なサイトになってしまうため、大手サイトではあまり使われていない傾向にあります。

コンテンツを動的に動かす必要がない場合は、動かさない方が滞在率はよいといえますが、ブランディングとして導入しているサイトも多いです。

ただ、最近はスマホ経由のアクセス数が多くなってきているため、ユーザビリティー的な面からJavascriptをサイト内に導入するケースも多くなってきました。今まではブランディングのために利用されていた方が多いと思いますが、今後は「ユーザビリティー」の視点から導入される方も多くなってくるものと予測しています。

その際、ネット上で無数に公開されている「jQuery」を利用すれば、比較的簡単に自分でもJavascriptを導入することが可能になります。